2013年11月30日

リディア5 復命

 
ホワイトランにおける首長の居城、ドラゴンズリーチ。
従者リディアは、現在の主人でありホワイトランの従士の称号を持つドヴァキンに伴われ、首長バルグルーフの前にひざまずいていた。

バルグルーフの命によりドヴァキンの下で働いてきた、その戦功と成果を復命するためである。



 
「首長バルグルーフ様、従者リディア、ただいま御前に戻りました」

「ご苦労だったな、リディア。この男に従ってどれほどのことを成し遂げたかを考えれば、ソブンガルデへの道はもはや開かれたも同然だな」

首長のねぎらいの声に誇りで胸が一杯になる一方、そのソブンガルデを生きながら訪れ戻ってきた、もはや伝説としか言いようのない男が隣にいることを考えると複雑な気持ちにもなった。

「これまでの活躍は人づてに聞いてはいるが、今日はお前が誇り高きノルドの女戦士としてどれほどの成長を遂げたのか、報告してもらいたい」



「はっ、それでは…」
立ち上がったリディアに、ドヴァキンが何事かを囁く。

「えっ!? そ、そんな…」
二人の視線が交錯し、やがてリディアが目を伏せる。
ウィンドスタッド邸の地下室で組み敷かれ鋼の如き肉棒に貫かれ、欲望の濁液を女の最深部に注ぎ込まれて心身ともに服従を誓ったあの時から、ドヴァキンがリディアに何かを望んだとき、ただそれに従う以外の選択肢はもはや全て失われてしまった。


 
カラン…
もともと露出度の高い重装鎧の各部がひとつひとつリディア自身の手によって外され、床に落とされていった。

首長の前でこのような姿を晒すことの耐え難い羞恥に身を焦がし、思わず乳房を覆いながらも、リディアは震えそうになる声を張り上げて言った。

「首長バルグルーフ様、私は従士ドヴァキン様のもとで、鋭く激しい黒槍の責めにこの身を晒される訓練を幾度となく受けてきました。この胸も、この顔も、急所さえも、数え切れないほど何度もドヴァキン様の槍に貫かれて、私はどのような殿方の槍の攻撃もさばくことができる様になりました」



「ほう、それはどのような技か、教えてもらえるかな」
バルグルーフは、引き締まっていながらも乳房や尻肉が熟れた果実のように実った従者リディアの裸体を初めて目にし、ニヤニヤと鑑賞しながら言った。

「は、はい…この身をもって…殿方の槍を受け止め…思う存分に槍を振るわせるうちに、ついには殿方の力を失わせてしまうことができるのです…」

「それは素晴らしい! この身をもって、とは…?」
首長は興に乗って問いを返す。
言葉でもってなお辱められることに奥歯を噛み締め耐えながら、リディアはなおも答える。


 
「この大きな胸は殿方の槍の穂先を柔らかく挟み込んでその鋭さを失わせます。この唇と舌は、槍の柄にからみつきその動きを鈍らせます。またこの…み、蜜壷は…槍を受け入れ、どのように激しく突かれようとも、ただひたすらに殿方に槍を振るうことの心地良さを味あわせ、最後にはどのような相手も昇天させて白き返り血を浴びることになるのです」

しゃべるうちにもリディアの腰にまわされたドヴァキンの手がいやらしく蠢き、まさにその蜜壷に指が出し入れされていた。
リディアはたまらず尻を左右に振る。その蜜壷には、既に内奥から湧き出す愛液が溢れるほどにたたえられていた。


 
「どうぞ…バルグルーフ様、言葉だけでは私の修行の成果をおわかりいただくことはできません。おそれながらなにとぞ一手、お手合わせを…」

首長バルグルーフは、下腹部で己の槍が鋭く頭をもたげるのを意識した。

- どんな男にも引けを取らぬこのホワイトランきっての女戦士をどのように仕込んだのかは知らぬが、まったく大した成長ぶりだ…


 
「もはや言葉は不要。お前の成長を確かめるとしよう」
上目遣いに見上げる女の表情に更なる嗜虐心をそそられながら、素早く衣服を脱ぎ落としたバルグルーフは、電光石火の早業で自らの固く勃ち上がった槍をリディアの口内に突き入れていた。



「バルグルーフ様…すごく固くなっています…」
激しく昂ぶる首長をなだめる様に、いったん口から男根を抜き、ドヴァキンに仕込まれた巧みな手さばきで槍をしごき立てた。


 
これまで戦士として常に戦いの中に身を置いてきたリディアには、攻めるに易く守るに難しいホワイトランという要地の舵取りを担ってきたバルグルーフの、これまでの苦悩と決断が痛いほどわかっていた。
そんな思いから、欲望を剥き出しにして彼女に男の槍を突き立てようとしている眼前の男に対して、


- お慰めしたい…

という気持ちが湧き上がってきていた。
再び口内にバルグルーフ自身を咥え込むと、いっそう熱心に頭を前後に動かし、すぼめた唇で悦びを与えようとする。



と、その時。
そんなリディアの気持ちを知ってか知らずか、背後からバルグルーフ以上の固さと大きさを持った太槍が、無遠慮にリディアの秘所を押し分け一気に貫いてきた。

「あんっ! あっ、あぁっ!」
思わず叫びに近い声が出て、口腔から首長の男根が泳ぎ出てしまう。慌ててそれを追いかけ、精一杯舌を這わせた。



そうするうちにもドヴァキンのバック責めは容赦なく続いている。
牝を支配する獣の体位。ともすればリディアも我を忘れて牝になってしまいそうになるが、首長の御前であることを思い出しては自分を叱咤し、舌と唇での奉仕を懸命に続けた。


やがて体位が変えられる。
背後から女の身体を抱え込む背面座位となって、リディアの唇は首長の槍からいったん離れた。

「バルグルーフ様…次はどこを試されますか?」
その穂先は、リディアの丸く艶やかに張り出した乳房に狙いを定めて突き出されようとしていた。


 
「いかがですか…バルグルーフ…様…あ、あっ…」
魅惑的な深い谷間に首長の黒い男根が突き立っている。
ドヴァキンに下から激しく突き上げられて身体が揺らされることで、柔らかい乳房に挟まれた首長の男根も上下にしごかれていた。

バルグルーフは黙ったまま、急速にせり上がる射精の欲求に、今すこしこの快楽を長引かせようと努力を続けていた。
そんな気配を察したリディアは、自らも快楽に飲み込まれそうになりながら、気遣う声をかける。

「どうぞ…お出しになって…イッてください…お望みとあれば…いつでも首長の槍のお相手を致しますから…だから我慢なさらず…イッて…イッて、イッてぇ!」


 
バルグルーフの男根がひときわ膨れ上がる。
心地よく包み込まれていた胸の谷間から思い切り良く抜き出すと、狙いを定めて槍にしごきをかける。

- ドピュッ、ドクッ、ドクッ…

誇り高き女戦士の形良く通った鼻筋、凛々しい唇、そして膨らんだ胸へと、己の欲望を思う存分に解き放ってゆく。


バルグルーフは久々に味わう爽快感と共に女を見下ろすと、放出しきった陰茎に手を添えてぶるんと振り、滴を切った。

「熱い…です…」



男の白い返り血に染まったリディアを、バルグルーフは満足気に眺めやった。

敬愛する自らの首長を絶頂に導いたリディアも、充足感を味わいながら余韻に浸っていた。
ただその胎内には未だ、一本の固く太い槍が刺し通されていた。首長バルグルーフのものとは比較にならないほど固く太く、また何度もリディアを突き貫き、息も絶え絶えにするまでは決して力を失わない、逞しい男の武器。


リディアは今日の復命を持って、真にこの身を奉げ尽くすべき相手は首長ではなく、今この身体を貫く男とすることを決心した。
そして今後はホワイトランの従者であることも忘れ、ただドヴァキンの私兵であることのみを自らに課すことを誓っていた。

4 件のコメント:

  1. 忠誠心満載の女を調教し性奴隷化する。
    やー背徳感満載っすわ。
    文章が官能小説を読んでるみたいです。

    偉大なるバルグルーフの偉大とは股間のことだったんだなぁ・・・(納得)
    英雄色を好むって言うしね。ま、多少はね?

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    1. コメントありがとうございます m(__)m

      「バルグルーフ・ザ・グレイター」ですから、そりゃもうグレイト!な…。
      しかしそんな意味の二つ名だったら、多少というかあからさま過ぎですなw

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  2. あぁ・・・私のリディアが・・・。
    後ろと前から嬲られる姿は最高にエロいですねw
    文章がいいですね。
    また遊びに来ます~ヽ(*´∀`)ノ

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    1. 遊びにきていただきありがとうございます^^

      エロSSを掲載するブログのはずが、ついつい文章が多くなりがちでして…。
      こんな話を作っといて何ですが、自分にとってもやはりリディアはSkyrim生活に欠かせない存在です。

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