2013年11月5日

闇の一党の新人2


「それじゃ槍のお手入れをするわね、聞こえし者さん」
ドヴァキンが上衣を脱ぐ間に、バベットは手馴れた様子で下半身の鎧を外し、ドヴァキンの一物を露出させた。
そして白く小さな手が滑る様に動き、下を向いた黒い槍をしごき始める。




「新人の女の子はよく見ていてね。聞こえし者は本当の殺しのためならいつでも槍先を鋭く尖らせることができる癖に、訓練のときには相当ご奉仕しないと固くしてくれないのよ」
しゃべりながらもバベットの手は竿、裏筋、陰嚢を巧みに愛撫し続けていた。ドヴァキンは、はっきりと目に見えるほどではないが徐々に反応し鎌首をもたげ始めさせている。


- さすがバベット…。普通の男ならこれだけで昇天ね
新人の女は、バベットの奉仕を楽しみながら平然と受けるドヴァキンをベッドから見上げる。


「じゃあそろそろ本気で…胸を使うわ」
バベットがその小さく細い身体に不釣合いな、真白くたわわに実った双乳を持ち上げた。
半勃ちとなった男根の先がその谷間に吸い寄せられる。蠟細工の様に白く艶やかな丸みを帯びた乳房が、ドヴァキンを挟み込んだ。新人の女は思わずゴクリと唾を飲み、体を前に乗り出した。


そしてバベットは、男の欲望を引き出し昂ぶらせ吐き出させるために自ら育てたその胸でもって、ドヴァキンに奉仕した。
口元に微笑をたたえ濡れた上目遣いで男と視線を絡ませ、上下に、前後に、左右交互に、舌と一緒に、乳首に押し当てて…
緩急をつけてありとあらゆる技巧が用いられ、その全てが魔法の様に淀みなく滑らかに行われた。

仕上げにぎゅっと挟み込み上下動する胸の中で、バベットは男の欲望が完全に奮い立ちその形を成したのを感じた。



「さあ、準備ができたわよ、新人さん」
バベットは体を離し屹立した肉棒を誇らしげに示す。そしてベッドに近付いて来る肉棒に、新人の女の視線は釘付けになる。

眼前に迫るそれが口内に挿し込まれる感覚を想像して、知らず手が口元に伸びてしまう。



- 聞こえし者が…今からこれで私を…

闇の一党に属する者にとって、夜母との絆を持つ存在である聞こえし者の寵愛を受けることは、夜母に、そしてシシスに認められることと同じである。
ましてやバベットの巧みな性技を浴びてなお果てることなく固く逞しくそそり立つ肉柱を前にし、新人の女の期待と陶酔は一層高まっていた。


- 何だか面白くなりそうね

バベットはそんな二人を楽しそうに眺めていた。

0 件のコメント:

コメントを投稿