2013年11月16日

リンリ-1


リフテン監獄。
ドヴァキンは今日はその牢獄のひとつの前で、ひとりの囚人の話を聞いていた。
 



牢獄に似つかわしくない内装をほどこされたその部屋の主は、街の権力者ブラック・ブライア家の当主の息子、シビ・ブラックブライアであった。

ドヴァキンは退屈しのぎにシビのたわ言に耳を傾けていた。

「スヴィディという美しい娘と婚約中に、ちょっとだけ浮気をしていた。それに気付いた兄弟のウルファーがナイフで俺を襲ってきやがった。自分の身を守ろうとした結果ウルファーは死に、そして俺は8ヶ月も鉄格子を見つめる羽目になったんだ」
「あの小娘は姿をくらました。居場所さえわかったなら、この手で息の根を止めてやる」


娘の容姿を聞いたドヴァキンは、興味を持った。
そしてシビにその娘を探し出して居場所を教えてやると約束した。
ドヴァキンは実のところ、スヴィディという娘の居場所に心あたりがあった。
スカイリム各街の巨乳女が脳裏にリストアップされ、消去法で絞込みが行われた結果、達した結論である。

そしてドヴァキンは高峰「世界のノド」の麓に抱かれた寒村、イヴァルステッドを訪れていた。宿屋「ヴァイルマイヤー」の扉を押し開ける。そこに目当ての女はいた。
 
 
吟遊詩人リンリー。それが現在の彼女の名前だった。



夜更けを待ち、リンリーが就寝している部屋に近づく。
カウンターではまだ宿の主人が宵っ張りの酔客の相手をする中、全く気配を感じさせぬ動きでするりと部屋に忍び入った。


軽く揺さぶり女を起こす。はっと驚愕の息をのみ声をあげようとするリンリーの口を押さえる。
そして彼女の本当の名前がスヴィディであると知っていることを告げた。


「ごめんなさい、何のことかわからないわ」
ドヴァキンが有無を言わさぬ威圧感を持って、小声で恫喝するとリンリーは震え上がった。


「お願い、シビに私の居場所を言わないで…殺されるわ!」


ドヴァキンは無言で服を脱ぎ捨てた。その意味を悟ってリンリーははっとした。
恥ずかしくて見たくないのに、男の股間から勃ち上がった肉棒に思わず視線がいってしまう。ドヴァキンはリンリーの視界をレイプするかのように、モノを軽くしごき上げて見せつけた。

身を任せればシビに見つからずにすむのか、男が信用できるのかわからない。しかし男の露骨な欲望と要求に、もはや従うしかないと思った。思ってしまった。
リンリーもまた、力で奪い犯す男達に玩弄される、女という生き物のひとりだった。



「わ…わかり…ました」
起こしていた身を再びベッドに横たえる。ドヴァキンもベッドにあがると、リンリーの足元にまわった。
そして服の上から尻をまさぐった。

- ピリッ

布地の裂ける音がした。何の音かと訝るリンリーの太腿に、熱い男の肉が触れた。



次の瞬間、うつ伏せの状態から両手を強い力でぐっと引っ張り上げられ、ドヴァキンの男根に貫かれていた。
思わず叫び声をあげそうになる。その口をドヴァキンの手が塞いだ。

- こんな…嫌…こんなの、普通じゃない!

服の尻の部分に指先で簡単に裂け目を開けたドヴァキンは、そこから男根を差し入れてリンリーの秘所を背後から犯したのだった。



服を着たまま、たくましい男の腕に自由を奪われての交合に、リンリーは耐え難い羞恥を感じていた。


ドヴァキンはリンリーの腕を離し、ノーマルなバックスタイルに移行した。
自由になった両手をベッドについて身体を支え、ほっと息をついたのも束の間、自由になったドヴァキンの手が遠慮会釈なしに服の胸元から滑り込んでくる。
固い男根がリンリーの女の部分を絶え間なく前後して擦り上げ、その一方で胸元から入った大きな手が、豊かな乳房をつかみ、揉み込んでいる。毎日酒場で接客をする時の服装そのままであることで、リンリーは犯されていることを強く意識せざるを得なかった。

「んっ、んっ、うっ…」


リズミカルなバック責めを受け続ける女の吐息に切なげなものが混じり、抵抗感の大きかった蜜壷も奥から湧き出る愛液に滑らかさを増していた。
どんなに理不尽に犯されていたとしても、女の身体は気持ちとは関係なく、それを受け入れるための準備を始め、そしてそれは男を悦ばせますます激しい責めを招いてしまう。
女の身体の仕組みは、種の繁栄の観点から実に合理的だった。

そして女の身体は、徐々に気持ちをも支配していく。

- どうして私…こんなの、嫌なのに…

弱みを握られて脅迫され、レイプされている。そうでしかないはずなのに、男が押し入り蹂躙した女の部分の奥底が、男根の先端でノックされるたびに気持ちよくてたまらない。
それに男根のこの太さ。男が腰を進めるたびに、ぐっとリンリーの膣を押し広げ一杯に満たしていく。その充足される感覚に、不思議な幸福感さえ湧いてくるのだった。


ドヴァキンは着衣の酒場女へのファックを十分に堪能し、リンリーをベッドからおろすと今度は服をすべて引き裂き、剥いてしまった。
女の片足を軽々と持ち上げると、潤んだ肉壷へ固く太いままの肉棒を再び突き入れた。
リンリーはもはやまともに思考できず、ドヴァキンの顔にぼんやりと視線を漂わせ、されるがままに身体を預けていた。


ドヴァキンは腰を使いながら、リンリーを自分のものにすると宣言した。シビの件はこちらでカタをつけるので、リンリーはこの男根だけを悦ばせるために一生、奉仕せよと。

リンリーは頷いた。
ドヴァキンがリンリーの下着を毟り取った。最後はこの大きな乳房に射精し、男の証を塗りこんでやるつもりだった。

「あっ、うっ、あぅ…」
脅迫の上に犯され汚されて、全てをなげうってこの肉棒に奉仕すると誓わされた、こんな淫らな姿を他の人間に見せるわけにはいかない。情け容赦なく速度と激しさを増した男の肉棒に翻弄され、リンリーは必死で声を殺して耐えた。


- ドビュッ!

子宮を熱い一撃が襲った。リンリーの頭は真っ白になり、絶頂に達した。
それを見届けたドヴァキンは素早く尻からの結合を解くと、女の身体の向きを変えてこちらを向かせる。



その場に崩れる様に座り込むリンリー。やや仰向けたその上半身に、ドヴァキンの望み通りの大きく張りのある双乳が揺れていた。汗に濡れ艶やかに光るその肌へ、残る欲望を一気に解き放った。



 
ー ビュッ、ドピュッ、ドクッ、ドクッ…

放心しかけたリンリーを襲う熱い精液のシャワー。自分を圧倒的な力で支配するその証を身に受け止め、目の前の男の所有物となった自分を強く意識しながら、リンリーは再び絶頂に達したのだった。

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