リフテンの権力者メイビン・ブラック・ブライアは、2つの懸念事項を抱えていた。
ひとつは商売敵を効果的に追い落とし排除する必要がある件。もうひとつはメイビンが設けた3人の子供のうちの末娘のインガンが、やくたいもない錬金術にのめり込み、いっこうに一族にとって有意な人材とならないこと。
そのふたつを一挙に解決する策を胸に、メイビンは自邸の地下で起居するインガンの部屋を訪れた。多少荒療治であっても、背に腹は代えられない。
「インガン、聞きなさい。あなたも知っていることですが、商売上の始末のために黒き聖餐を行いましたが、いっこうに闇の一党が現れません。聞くところによれば、より強力な儀式のためには処女の鮮血を奉げる必要があるとか」
「インガン、あなたはまだ処女ですね」
「え……? 母さん、何を言って……冗談でしょ、ね?」
「インガン、これはあなたのためでもあるのです。女が男にその身を裂かれるということは、この世の理を知るということ。理を知り、そしてブラック・ブライアの一族に尽くしなさい」
メイビン・ブラック・ブライアは地下室から登る階段に足を向けた。
後を追おうとするインガンを、メイビンに付き従ってきた2人の屈強な男達が捕らえた。
「あとはその者たちに任せます。言っておきますがインガン、抵抗するのは自由ですが無駄なことですよ」
「いや、母さん、助けて! お願い、嫌よ、嫌ぁー!」
∫ ∫ ∫ ∫ ∫ ∫ ∫ ∫ ∫ ∫
- 愛しき母、愛しき母よ。あなたの子をお送り下さい。卑しむべき者の罪は、血と恐怖で清められなければならないのです
一方の男が低い声で詠唱をつぶやく中、玩弄され尽くし意識が朦朧としながらも弱々しく抵抗するインガンが、四つん這いに押さえつけられた。
蝋燭の環に囲まれた処女の秘所に、もう一方の男の黒々とした固く鋭い刃の切っ先がズブリと突き立てられた。
鮮血が一筋流れ落ち、かくしてインガン・ブラック・ブライアは黒き聖餐の贄として供されたのである。
わざわざロリクステッドからタフガイ呼んだのかメイビン!
返信削除Kuma(盗賊魔術師)さん、来訪&コメントありがとうございます。
削除他では得難いその実力と覆面の怪しさが評価され、スカウトして長期雇用契約を結んだものかと。
脱いでも(覆面を)タフでハンサムなナイスガイでした。