2016年9月20日

オルフィナ・グレイ・メーン3 帝国軍秘書官


ホワイトランのバトル・ボーンの邸宅。
豪華な晩餐の後、バトル・ボーンの現当主であるイドラフ・バトル・ボーンが、2人の帝国兵ににこやかに食後の酒を勧めていた。

「ハチミツ酒もエールも質の良いものを用意しております。どうぞお寛ぎください」


その隣で訝しげな表情を浮かべているのはイドラフの義理の弟であるジョンであった。
ジョンは姉のアルフヒルドとともにバトル・ボーンの傍流に連なり、幼い頃より農場で働いてきたが、アルフヒルドがイドラフに見初められその妻となった時から、共にホワイトランの邸宅へと移り住んでいた。
農場の維持管理を任されたアルフヒルドに引き換え、ジョンはこれまで何らの役割も権限も与えられず、労働を免除された余暇に楽器を奏で詩歌を吟ずることに没頭してきた。
そんなジョンをイドラフは呼び出し、帝国軍士官の接待を行うことを命じたのだった。



「それではささやかながら食後のおもてなしをご用意しております。我々は席を外しますのでお気兼ねなく存分にお楽しみください」

イドラフは二人の軍人に会釈をするとジョンを促し階上の部屋へと上がり、テーブル上に用意された食事をつまみ始める。
そして当惑したまま階下の広間を見下ろすジョンに声をかける。


「今日の接待がバトル・ボーンにとって重要であることはわかるな? 決して声をたてるな。おとなしく見ているんだ、いいな」

普段はジョンに対してあれこれ口を出す義兄ではなかったが、今はその口調に凄味が効いていた。
専らリュートを奏で詩歌を吟じることに没頭し、バトル・ボーンの家のためにその身をすり減らす事はないジョンだったが、毎日農場に通う姉アルフヒルドの姿を横目に見て負い目に思うことはあった。
バトル・ボーンに不利益となる行動をとれば姉にも迷惑がかかる、その想いがジョンを目に見えない糸で縛り律していたのだった。



暫くの後、ノックの音と共に玄関の扉が開かれた。
その瞬間、ジョンは驚愕の声をかろうじて呑み込んだ。現れた女は、バトル・ボーンの政敵グレイ・メーンの令嬢であり、密かにジョンと交際している仲でもあるオルフィナだったのだ。

オルフィナが身に着けている衣装は、臙脂色を基調とした帝国の文官を思わせる様なデザインでありながら、胸の谷間や太腿を大胆に晒したセクシーなものだった。


「来たか、女。楽しませてもらうぞ」

「好きにすればいいわ」

オルフィナは刺々しい眼で男たちを睨みつけていた。

「いいか、二度は言わん、俺たちはイドラフに招待されて来た。お前が俺たちを楽しませなかったら、イドラフに文句を言ってやる。どうなるかわかるな?」

男たちはオルフィナをイドラフに雇われた娼婦であると思い足元を見て脅しにかかってきた。
実際、オルフィナは今日、この男たちがイドラフに、接待に満足したと伝えさえすれば、失われたグレイ・メーンの利権の一部を取り戻すことができる約束となっていた。それは追い詰められたグレイ・メーンの家を支えようとするオルフィナにとって、たとえ粗野な軍人たちに隷従する屈辱を味わうことになろうとも、決して逃がすことが許されない機会だったのだ。


「……わかったわ」

「よしよし、それでは今からお前を帝国軍ホワイトラン方面部隊の秘書官に任命する。上官の命令には絶対服従しろ」

「……ええ」

「返事はハイ、だ!」

男が声を荒らげる。
その怒声にオルフィナの背筋が反射的にビクリと震える。

「は、はい!」


「ようし、こちらはホワイトラン方面部隊の参謀殿だ。俺は第2中隊の中隊長。返事をする時はかならずそう呼ぶんだ」

「は…はい、中隊長」

男は満足そうにいやらしい笑いを浮かべると、鋼造りの鎧をガチャガチャと音を立てて外し始めた。参謀と呼ばれたもうひとりの男も革の制式鎧を脱ぎ捨てている。
程なくオルフィナの眼前に、下卑た笑みを浮かべた裸体の男ふたりが、男根をそそり立たせて並び立っていた。


黒々とした肉の尖塔を見せつけられてオルフィナは、息を呑んだまま目を離せなくなった。
軍人たちはその様をにやにやと眺めていたが、中隊長がオルフィナに命じた。

「秘書官、参謀殿の前で跪いて、口を開けるんだ」


「はい、中隊長……」

オルフィナは完全に追い詰められ、どこにも逃げ場はなかった。逃げ出してしまえば利権を取り戻せないだけでなく、それを口実としてイドラフはグレイ・メーンの排斥を更に強めるだろう。
それを避けるための代償として、オルフィナはその肉体の全てを目の前の男たちに捧げなければならなかった。
恋人であるジョンのことが頭をよぎった。オルフィナが見ず知らずの軍人たちにその身を任せ汚されたと知ったら、ジョンはどう思うだろう。


以前の彼女は、肉体であれ頭脳であれ自分が男に及ばぬことはなく、男女は対等な存在であるという強い信念を持っていた。だがドヴァキンによって力づくで犯された時に、男根を備えた男には敵うことはなく、最後には服従させられると思い知らされたのだ。
グレイ・メーンの家のこと、ジョンのことなどを忘れたわけではないが、眼前に男根を突き出されれば、それに仕え宥めて許しを請わなければならないという意識に占められてしまうのだった。



それでも羞恥と屈辱は拭えない。跪いて参謀の男を見上げ悲しげに眉を顰めるオルフィナに、中隊長は容赦なく次の命令を下す。

「参謀殿に挨拶はどうした。お前の口を使ってくださいとお願いするんだ」

「ど、どうぞ私の口をお使いください、参謀殿」

服従の言葉を紡いだその唇を自ら開き、望まぬ奉仕をするために差し出した。



参謀の男はオルフィナの頭を掴むと、背筋が震えるほどの征服感を味わいながら、己の欲望の先端を艶めかしいリップホールへずぶり、と突き刺した。
肉竿を360度全周囲から締め付けてくる唇と、その奥では唾液とともに生暖かく絡みついてくる舌の感触が心地良い。亀頭の先端から剛毛の密生する根本まで、肉棒全体でそれを味わおうと男は大きなストライドで腰を使ってくる。

時折喉奥を突かれてえずきそうになりながらもオルフィナは必死で耐え、口内を傍若無人に前後する男根に快楽を提供し続けた。



薄笑いを浮かべる男に見下ろされ、その足元で膝を折り男性器と口唇で結合する姿勢を取らされていることは無念であり悲しかったが、同時に今まさに自分が女として真にあるべき姿にあるという充足感が、オルフィナの全身を急速に火照らせ昂ぶらせつつあった。
オルフィナが苦痛と快感にじっと耐えている間、男は悠々と腰を使い思うがままに口腔性交を楽しんでいた。


ようやく男がオルフィナの頭を掴んだ手を離した時、彼女の目の前では口内から抜き出された肉棒が、唾液を纏い黒くてらてらと一層貪欲そうに濡れ光っていた。
そして横目で見るともう一本の肉棒が、女を犯したくて堪らぬと言いたげに先走りの涎を垂らし、ビクビクと脈打っているのだった。


「今度は俺の番だ。その大きな乳に俺のを挟むんだ、秘書官」

「……はい、中隊長」

臙脂色の帝国文官コスチュームは左右それぞれの乳房を中央部分で覆って吊り下げる様なデザインとなっており、上着を脱ぐことなく谷間の乳肌に男性器を触れ合わせ受け入れることができた。
この衣装が元々それを想定して作られたことは想像に難くない。イドラフがこの衣装を送りつけてきた時、既にオルフィナにこういう行為を行わせるつもりだったと思うと、恥辱で胸が震えた。
男が腰を落とし、膝を突いたオルフィナの乳房の高さに反り返った一物が突きつけられる。


「それでは私の胸で、は、挟ませていただきます、中隊長」

今度は命令される前に自ら隷従の言葉を述べた。
先ほどから嫌というほど男の肉塊を含ませられた口内に唾液がたっぷりと湧き出ている。それを目の前の肉棒に垂らしてから胸の谷間に挟み込むとぬるりとした感触に嫌悪感が募った。



逆に男はしっとりと温かな乳肉でシャフトの大部分を包み込まれ、得も言われぬ愉悦を味わっていた。女が上衣を身に着けたままであるせいか、漠然とした柔肉に沈み込んでゆくのではなく、素晴らしい張りを保った双つの肉の半球に左右から挟み込まれる感覚がくっきりと伝わってくる。

男は上下に腰を突き動かし始めた。腰を引いて肉槍を後退させれば、谷間は艶やかに濡れ光る肉の門扉で閉じ合わされる。再び腰を突き出して攻撃をかけると、白い胸乳は何とも快い乳圧を残して容易く左右に割られてしまうのだった。



一突きする度に女の身体を思いのままに支配する快楽が沸き上がり、男は飽くことなくオルフィナの双乳を犯し続けた。

オルフィナもまた、最初はただぬるぬると気持ち悪いだけだった男の陰茎が、まるで破城槌の様に繰り返し力強く襲い掛かるうちに彼女の心を震わせ征服しつつあるのを感じていた。
固く熱く逞しい男の武器に膝立ちで乳房を差し出して仕える行為がオルフィナの被虐の快楽を燃え立たせ、股布を濡らすほどの淫蜜を溢れ出させていたのだ。


十分に乳房を犯し抜いた男が身体を離すと、オルフィナは上気した顔で立ち並ぶ二本の肉柱を代わる代わる見つめた。もはや男たちがバトル・ボーンと組んでノルドの自立を妨げる卑劣な帝国軍であることは問題ではなかった。

オルフィナはドヴァキンによって、男根の猛々しい怒りには抵抗することも逃げ出すことも全て無駄であると思い知らされていた。なぜならば男根は女を苦痛と快楽で支配する武器であると同時に、女を征服し蹂躙せずにはいられぬ溶岩のごとき欲望そのものであるからだった。
男たちの赤黒く怒張した男根の固さや熱さを見せつけられ、臭いや味までも思い知らされた女は、全てを差し出し犯されながら許しを請うしかなかった。



オルフィナは立ち上がり、滲む愛液で重たくなったパンティを脱ぎ捨て、両手でそっと股間を隠して男たちに相対した。

「そこに這って尻をこちらに向けろ、秘書官」

「……はい、中隊長」



男たちに背を向け、四つん這いになった。
両手をついているため身体を隠すことはできない。二人の視線が突き出された豊かな尻の下部、両の太腿の間の付け根に集中しているのがわかる。秘して守るべき性器を晒して屈服した女の姿だった。

暴力、権力、狡猾さは全て男のものであり、男が女を手に入れ組み敷くためにそれらを行使すれば、女はいとも簡単に服従を強いられ犯される。それは人間がこの世に作り出されてからずっと、当たり前の様に繰り返されてきたことである。


「どうして欲しいか言うんだ、秘書官」

「……お好きな様にしてください、参謀殿」

「お前がどうして欲しいのか、言え、秘書官」

肩越しに背後を見やったオルフィナは、女自身に凌辱を求める言葉を口にさせ更なる支配欲を満たそうという男のギラギラとしいた欲望を見て取った。
屈辱は既に快楽と切り離せなくなっている。身体の芯の疼きを自覚しながら熱い吐息と共に言葉を吐き出した。

「……お、犯してください、参謀殿。おちんぽ様を私の、お……おまんこに突き刺してくだ……あぅっ!」


− ズブリッ!!

言葉が終わる前に興奮の極に達した男がオルフィナのくびれた腰を捕らえ、すべすべとした尻肉が己の腹に密着する深さまで一切の容赦なく貫き通した。


十分以上に潤った膣道は何の抵抗も感じさせず、根本まで埋め込まれた男の肉棒そのままの形に押し拡げられるが、すぐに熱く潤んだ肉襞が肉棒全体をぴったりと隙間なく覆いきゅうきゅうと締め付けてくる。唇の輪で前後に扱かせるイラマチオも快いものであったが、やはり女の性器こそは男が肉の快楽を得るために作られた最高の道具であり玩具であった。
男は大きなストロークで腰を使い始めた。


- ズブッ、ジュブッ、ジュプッ……

「あっ、あっ、はっ、あぁっ!!」

濡れた肉同士が絡み合い擦れ合う淫靡な音に、オルフィナの切なげな喘ぎ声が同じリズムで重なる。
自らの下半身の律動がその音色を引き起こすことに深い満足を覚えながら、男は白く艶やかな女の尻を掴み締めて甘美な潤滑を貪り続けた。







「うぅっ、そろそろ出してやるぞ。準備はいいか、秘書官」

やや切迫した男の声音が、前後運動する肉柱に雌襞を擦り上げられる快美に蕩けて忘我の淵にあったオルフィナをはっと我に返らせた。


「い、嫌! 中に出さないで!!」

「上官に対してその口の利き方は何事だ! 馬鹿者!!」

思わずあげた拒絶の悲鳴に、間髪入れず中隊長の怒声が降りかかる。ビクッと震えて一瞬身体を固くした女の内奥が強く食い締めて来るのも意に介さず、参謀の男は変わらぬペースで腰を揺すり立てながら口を開いた。

「中に出されたくなかったら、俺が満足するやり方を考えろ、秘書官」

「え…? そ、それは…」

「どこに出して欲しいのか、誠心誠意、お願いするんだよ、秘書官」

苛立たしげに数回、強く抉る様に突き立てられて、オルフィナは唇を強く噛んだ。
男が性行為の仕上げに女を精液で汚して支配欲を満たすことは知っていた。だがそれをグレイ・メーンを苦しめる帝国軍の男に、自分から懇願しなければならないのは悲しく惨めなことだった。


「か、顔にお願いします……」

「何を、どにに、どうして欲しいんだ! そんなお願いの仕方では何もわからんぞ、秘書官!」

「あっ、あふぅっ!」

叱責しながらの大きな責めで、男の肉体が白く豊かなヒップにぶつかるパンパンという音が一層高く響く。

- 駄目! このままでは中に出されてしまう!

オルフィナは焦り、無我夢中で精一杯の声をあげた。


「あなたの精液を、私の……顔にかけてくださいっ! 私の顔をあなたの精液で汚して、征服してくださいっ、参謀殿っ!」

「ようし、望み通りにしてやる! 俺が抜いたら顔を差し出せ、秘書官!」

「はいっ、参謀殿!」

男はフィニッシュに向けて早いピッチで腰を振っていた。女を責め抜いて狂わせ奴隷の様に言うことを聞かせる抑制の快楽から、獣の様に女の身体を貪る解放の快楽へとスイッチが切り替わり、たちまちのうちに射精中枢が煮えたぎるマグマを体外へ射出する指示を下した。


- ヌポッ!

男がオルフィナの身体から離れる。耐え切れずぺしゃりとその場に突っ伏したオルフィナは、這う様にして身体の向きを変え黒々と濡れ光る肉棒の前に跪いた。



男は己のものをしごき上げながらなおもオルフィナに命令を下した。

「上官の精液を受ける時は、両手を頭の後ろにまわせ!」

「はい、参謀殿!」



「おぉっ、イクぞ、秘書官!」

- ビュッ、ビュクッ!!

両手を頭の後ろで組んだ無抵抗な女の美貌を己の精液が汚してゆく様を見ながら、男の獣欲はこれ以上ないほど充たされていた。



- ビュクッ、ドクッ、ドクンッ!

「あっ、ふぁっ、あぁぁーっ!」

続けざまに撃ち出される濃い白濁液の熱さを頬に瞼に感じながら、オルフィナの身体の芯から発した熱が急速に全身を震わせ昂ぶらせていた。

- 嘘っ! 嫌っ、いやぁーっ!

「あっ、あぁっ、イクっ! んんっ!」

ビクビクと背筋に痙攣が走り目くるめく陶酔の中でオルフィナは絶頂していた。



頭の中ではそんな自分を客観的に見ていて、好きでもない男に犯され、挙句にその陰茎からほとばしる体液をかけられてエクスタシーを感じるなど、まるで変態だと叫んでいた。
そんな思考も全て、男に辱められて悦び悶える雌の快楽に呑み込まれ焼き尽くされていった。



目の焦点も合わぬまま、頬をドロリとつたう生臭い粘液を無意識に指ですくい取ったオルフィナは、男に支配される雌の深い幸福感に浸っていた。

だがもう一頭の淫獣は未だ鋭角に鎌首をもたげ、今宵の晩餐のデザートとしてオルフィナの身体を貪ろうと涎を流していたのだった。


そして己の恋人が階下で無残に犯されてゆくのを凝視し続けるジョン・バトル・ボーンの長い夜も、未だ終わりは遠かった。

5 件のコメント:

  1. 新作待ってました!
    最近スカイリム復帰してやってますが、帝国とストームクロークどっちに入るか悩んでましたが、帝国に入ればこんなにおいしい事があるんですね!(違

    ちょいと帝国に入隊してきます

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    1. ウルフリックに塩

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    2. お待たせしました。
      今回のお話を編集してたら、使ってる画像の中で日付が古いのは5月のやつでしたよ…。

      美味しいことのために頑張って昇進しようとするのが、組織のパワーの原動力だったり。そこがエロ妄想ネタの宝庫でもあります。

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  2. エローーーイ!!!! ひっひっふぅ! ひっひっふぅ!
    あぶねえ、ラマーズ法を知らなければ即死するところだったぜ

    まず女性がエロい!! 最高レベル!! 次にシチュエーションがエロい!! 最高レベル!!
    マニアックなところがエロい!! 顔射で両手を頭の後ろに組ませるとか!!! 最ッッ高おおおおおお!!!!

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    1. エロさを感じるツボが近いんですね^^
      フィニッシュのところは、ポーズMODに収録されてるポーズから逆に思いつきました。
      またのぞいてみてください。

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