- ボンッ!
カトリアが続けざまに放った矢のうち複数本があやまたずドワーフスパイダーの胴を貫くと、派手な破裂音を立てて金属片となり転がった。
20年をかけて進めてきたエセリウム研究の成果を見習いの男に奪われた、ドゥーマー遺跡の研究者カトリア。
彼女はこれを挽回するためにエセリウムの鋳造器具の在り処を探ろうと、単身、アルクンザムズの遺跡へと侵入したのだった。
<使用させていただいたポーズMODについて>
今回のからみ部分では、精子脳さん・Pandamanさん作成のポーズMODを使用させていただきました。
このポーズMODは精子脳さんのブログ( skyrimをエロくしたい! )にて配布されています。
見上げるカトリアの眼前には大きな扉。
その周りに配置された幾つもの音響機械。最上部にはこれも金属製の巨大な頭像が侵入者を見下ろしていた。
「ここまでは調査通り……あとは運次第ね。本当はもっと調査を完璧にしてから挑みたかったけれど…」
ドゥーマーの機械仕掛けが組み込まれた精巧な弓を構え、キリキリと引き絞り放つと音響機械のひとつに矢が命中し、高く澄んだ音を奏でた。
数瞬後、巨大な扉が埋め込まれた壁面の左右から蒸気が噴き出し、機械仕掛けの罠が起動した事を知らされる。
やがてもくもくと立ち昇る蒸気を破って左右からそれぞれ現れたのは、鈍く光るドゥーマーの金属に覆われた、二つの転がる球体。それがパカリと割れると中から人間めいたシルエットの機械人形の上半身が立ち上がる。
下半身は球体の様相のまま備えた車輪を作動させ、戦闘形態に変じたドワーフスフィアは、高速で侵入者の排除に向かってきた。
- くっ、しまった!
慌てて矢を放つカトリア。
矢の一本が一方のドワーフスフィアの走行機構に運良く巻き込まれ、足が止まる。そこへ連続して放った矢がドワーフの金属の装甲の継ぎ目に命中し、炎と煙があがった。
だがそれが精一杯。蒸気に目をくらまされて反応が遅れてしまっていたこともあり、もう一方のドワーフスフィアはその機動力を活かしてやすやすとカトリアに接近した。
- ガシャン、ガシャ、ガシャン!
右腕だけではない。人間で言えば背骨にあたる部分が大きくのびてカトリアに覆いかぶさるかのような態勢となる。背後を振り向き逃れようとするカトリアの腕をドワーフスフィアが捕らえる。
- これは……保安機構を備えたオートマトン!
かつてドゥーマーの地下都市が隆盛を誇っていたころ、治安維持を目的として、侵入者を殺傷するのではなく捕獲し懲罰を与えるための自動機械も使用されていたという。書物より得たそんな知識が頭をよぎる。
ドワーフスフィアの右腕がさらに伸び、両脚を開かれ固定されて狼藉から逃れるすべを失ったカトリアの下半身の中心部にぴたりと押し当てられる。
「ひっ、やだ…!」
衣服の布地越しとはいえ、女の恥部に金属棒を突きつけられて身をすくませるカトリア。次の瞬間、強烈な振動と衝撃が彼女を襲った。
- ブブブブゥーン……
「アッ、アァッ、ハァァーッ!」
棒状の先端部分が細かい振動を開始し、カトリアの敏感な肉芽へ嵐の様に暴虐な刺激を送り込んできたのだ。
「あっ、いや、嫌っ! 許してぇ!」
未知の刺激に執拗に責め抜かれて、カトリアは思わず許しを求める悲鳴をあげてしまう。
だがそれがいかに無駄なことか、ドゥーマーの遺跡とその遺物について、そしてオートマトンの仕組みと機能について知り尽くしたカトリア自身が一番良く知っていた。
自分を裏切り貶めた男に身体の自由を奪われ、犯され、身体の内も外も忌まわしい体液にまみれ汚された。
その恥辱を雪ぐために乗り込んだ遺跡で、意思すら持たない機械に拘束され、淫らに責め抜かれて快楽に喘いでいる。カトリアはそんな自分の情けなさに両眼からとめどなく涙を溢れさせながらも、残酷に荒れ狂う快感中枢の興奮に押し流され、絶頂を極めようとしていた。
「あぅ、あっ、あぁぁっ、イクゥーー!!」
頭の中で火花が散った様な気がした。研ぎ澄まされた全ての感覚がクリトリスに集中し、自身が女という生き物であるという事実を、哀しみと、倒錯した悦びとともに思い知らされた。
カトリアがひとたび果てて後も、機械人形はいっさい構わず、ただ拘束を緩めずに振動責めを続けた。
もはやこの拘束と懲罰を止めるべき遺跡の主もいない中、このまま朽ちるまで心持たぬ機械の慰み者にされるのだろうか。カトリアの意識はそんな絶望に沈んでゆくのだった。
∫ ∫ ∫ ∫ ∫ ∫ ∫ ∫ ∫ ∫
どれだけ機械人形からの無機的な責めを受け続けていたのか。ドワーフスフィアの動きに変調が生じていた。
始めはただ振動のリズムが狂ってきただけの様に見えていたが、やがてはっきりした異音とともにその金属ボディに歪みが生じ始めているのが見えた。
強制的に与えられ続ける快感に塗り潰されようとしていたカトリアの意識が、かろうじて自我を取り戻した。最後の力を振り絞り、歪みが最大振幅に達するタイミングに合わせて自らの身体を精一杯捻じり、伸縮させる。それが効いた。
- ガシャーン、グシャッ!
派手な音を立ててドワーフスフィアは転倒し、破損したボディが四散する。
戒めを解かれたカトリアは起き上がるものの、未だに痺れているかのような股間の火照りを押さえて、呆然と座り込んだ。
調査活動用の黒いパンツスタイルは身体にフィットしているだけに、女唇の周りはぐっしょりと濡れそぼり明らかな染みを作っている。
長時間の機械的な愛撫によりイかされ続けた身体は、疲労の極に達していた。
- 調査の続きはまた明日に…
持参したベッドロールに倒れ込む。
もう何も考えらない。ただ泥の様な眠りへと落ち込んでゆくカトリア。そして何も考えられないことこそが今の彼女にとっては至上の安息であった。
相変わらず素晴らしい
返信削除待望のファルメルもの期待してます
コメントありがとうございます。また返信が遅れましてすみません。
削除10月に入りいっそう仕事で身動きとれなくなっております。
何とか今の時期をやり過ごしてまた更新したいと思いますので、またのぞいてやってください。
カトリアさん良いですねーここのブログで一番のお気に入りです。
返信削除自分もメガネが似合うキャラを作ろうとしたことがあるんですが、なかなかうまくできませんでした。
カトレアさんの続き待ってます。
カトレアさんのセーブデータほしいな~|ω・`)チラ
コメントありがとうございます。
削除ブログ始めて1年余り、こんなコメントをいただけて、我がSkyrim人生に悔いなし、という気持ちです;;
キャラデータをお渡しするノウハウが皆無に近いのですが、カトリアさんのCMEデータを以下リンク先にアップしてみましたので、よろしかったらお試しください。
http://skup.dip.jp/up/up09270.zip
もしも足りない情報等ありましたら、教えてください。
おぉ~仕事から帰ってきたらカトリアさんがアップされてるw|;゚ロ゚|w
削除さっそくいただきました。再現できるよう今から頑張ってみますね。
うれしいなぁ~
また新作待ってます、無理のないように頑張ってください。