キナレス聖堂

ホワイトランのキナレス聖堂。
内乱が終息したとはいえ、ストームクロークの残党との小競り合いやモンスターの襲撃は日常茶飯事の中、聖堂の司祭達は貴重な癒やし手として、日々、怪我人の治療にあたっていた。

そのキナレス聖堂の中心人物は女司祭のダニカ・ピュア・スプリングス。
ギルダーグリーンの復活を願った彼女の依頼により、ドヴァキンはかつて、危険なスプリガン達をかいくぐり古木エルダーグリームの樹液を持ち帰ったことがあった。

そして今日、体内にふつふつと沸き起こる生殖欲求を持て余したドヴァキンは、食事の献立を選ぶがごとき気安さで、かねてより目をつけていた女司祭を襲うことを決めたのだった。
夜半まで身を潜め、キナレスの司祭が看護する怪我人たちが寝息を立て始めた頃、スルリと音もなく聖堂の中に忍び入ってゆく。

眠りについた患者たちの平癒と安息を祈念して祈りの言葉を呟く女司祭の背後に忍び寄る黒い影。

既に裸身となり黒々とした陰茎をだらりとぶら下げた男が、一瞬後、目にも留まらぬ身のこなしでダニカの口を塞ぎ、鈍く光る短剣を突き付けていた。

－　ひっ、嫌ぁっ！

悲鳴をあげることもかなわず、横目で突きつけられた得物を目にしたダニカの身体が硬直した。
ダニカの身体を押さえつけた男が手にしているのは不浄の刃、ネトルベイン。その黒く捻れた刀身は生ある全てのものを腐らせ萎れさせてしまうという。
生命を称え守ることを信条とする聖職者たちにとって、それは忌み遠ざけなければならない存在だった。

そしてこれを手にする者はただ一人、かつて他ならぬダニカの依頼によってハグレイブンの許からネトルベインを持ち帰り、その不浄の力を逆用してエルダーグリームの樹液の採取に成功したドヴァキンその人であった。

女の身体が硬直した隙を逃さず押し倒すドヴァキン。
ダニカが身を揉むとネトルベインが一閃して僧衣にぱっくりと切り口が開き、男は力強い手でそれをつかむと易々と引き裂いてしまう。

あっという間に裸に剥かれてしまいながら、なおも四つん這いの体勢で聖堂の外へ逃れようとするダニカ。だが間に合わない。ドヴァキンの腕ががっしりとダニカの細い腰を捕らえて引き寄せる。

女司祭の身体はそのままうつ伏せに這わされ、背後から肉棒が埋め込まれてゆく。たおやかな肢体がごつごつとした筋肉質の男の身体に押さえ込まれ、やがて激しい律動に思わず熱い吐息がもれ始める。
苦痛を忘れ眠りの中で一時の安息を得ている怪我人たちを目覚めさせまいと、ダニカは必死で声を抑えて耐え忍ぶ。

しかしダニカの身体の最奥部に打ち込まれた黒い太幹による摩擦と突き上げは非情にも延々と続き、女司祭が羞恥と慎みを忘れて快楽の虜となるまで、男の熱い樹液が幾度となく注ぎ込まれたのだった。

そして聖なる癒し手、キナレスの女司祭ダニカ・ピュア・スプリングスは……

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